西原珈琲店の世界のコーヒー6月の限定コーヒーは、
『コスタリカ ドニャ・ハエル ハニー』です。
中米コスタリカからのコーヒー豆です。
まずは豆を見てみましょう。
まるまるとふっくらした身の大きな形。
香りはとても柔らかくやさしい、
口に含むと、一気にベリー果肉の甘みが広がります。
中心には、若々しい酸味がきゅっと引き締まっています。
後味はさわやかでほんのりとスモーキーさがただよいます。
名前に「ハニー」とあるとおり、舌で転がしたくなる上品な甘みを楽しめる逸品です。
コスタリカからの珈琲豆、是非ご賞味下さい。
———珈琲豆いろは———
コスタリカの最高のコーヒー産地の一つ、タラスエリアにある、
「アグリビッド・コーヒー精製場(ウェットミル)。
このミルは、家族経営の14農園のみで形成されており、
このような精製場はマイクロ・ミルと呼ばれています。
規模は小さいのですが、農園から近く、またきめ細やかな水洗処理や選別、
乾燥が行われることで、そのエリアの土壌や気候が育むことで生まれる
特徴的な風味が発揮されるコーヒーが生産されています。
———<おまけ>管理人の旅行記———
管理人はコスタリカを1週間旅行したことがあります。
コスタリカは憲法において環境保障をうたっており、国土の約4分の1が国立公園・自然保護区となっています。
熱帯雨林やそこに生きる貴重な動植物を観光資源としても公開することで、周辺国の中でも経済的にも大きく成長しています。
あの「ジュラシックパーク」もコスタリカにて撮影されたそうです。
管理人も様々な場所を巡りました。その中でも国の東側、つまりカリブ海側をボートで巡るツアーが印象的でした。
国中心に位置するサンホセから、カリブ側に近づくにつれ、段々と日差しが
強く、気温も暑くなっていくのを感じました。
カリブ側に着くと、肌にまとまりつくような強い湿気に「ああ、ここがあのカリブか」と妙に納得したのを感じました。
車で東西を一日で行き来出来るような国土でこんなにも環境が変わるのかととても驚いたのを覚えています。
さて、コスタリカのあるコーヒー農園を訪れた際の写真も一つご紹介します。こちらで頂いたコーヒーの味は今も忘れません。