西原珈琲店の世界のコーヒー8月の限定コーヒーは、
『パプアニューギニア シグリAA』です。
オセアニアはパプアニューギニアからのコーヒー豆です。
まずは豆を見てみましょう。
縦長の大きい身。粒ぞろいのきれいな形をしています。
香りはほんのり甘酸っぱい。
力強いフルボディな味わいですが、
口当たりは柔らかく、とても飲みやすいです。
飲んだ後には、酸味と甘さと心地よい渋みとが複雑な風味を残します。
パプアニューギニアからの珈琲豆、是非ご賞味下さい。
———珈琲豆いろは———
赤道の丁度南の熱帯に位置するパプアニューギニア。
第二次世界大戦の前にルター派の宣教師によりこの地にコーヒーが持ち込まれました。
シグリ農園は西部高地地方ワギ・バレーに1950年代末に開発された大農園で、
海抜1600mの標高、清涼な気候、十分な降水量、豊かな土壌に恵まれています。
「一日で一年の気候を繰り返す」
と言われる気象の変化などコーヒーの生育には理想的な環境です。
完熟チェリーの手摘み、通常より1日多い4日間をかけた水洗発酵工程、
たっぷり10日間をかけた天日乾燥、完成豆の二度にわたる卓上手選別などにより、
シグリ農園のヒスイに似た蒼色と、高級の風味、品格が出来上がります。