西原珈琲店の世界のコーヒー10月の限定コーヒーは、
『カゴンベ ウォッシングステーション』です。
ブルンジ共和国からのコーヒーです。
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「ブルンジ共和国」という国を聞いたことはありますでしょうか?
管理人の私もこちらのコーヒーを知るまでは聞いたことがありませんでした。
場所はアフリカの中南部、ルワンダとタンザニア、コンゴに挟まれています。
photo by SteveRwanda CC
首都のBujumburaです。
photo by Christine Vaufrey CCBangaエリアの山の様子 ※当コーヒー農園とは関係ありません。
wikipediaより
ブルンジ共和国は、「長い内戦と経済制裁によって、経済は壊滅状態」にあるようです。「アフリカの中でも経済開発が遅れている国のひとつであり、世界最貧国の1つ」と言われています。
「主要産業は農業」のようです。「中でもコーヒー豆の生産は突出しており、就業人口の9割、全人口の55%がコーヒー豆(アラビカ種)の栽培で生計を立てて」いるようです。
「コーヒー豆だけで外貨収入の8割を占める」ほどのまさに、まさに、コーヒー国家。そんなコーヒーに国の命運をかけているとっても過言ではないブルンジ共和国からのコーヒーです。
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ブルンジにコーヒーが伝わったのは1933年と長い歴史があります。ベルギーの宣教師が持ち込んだのがきっかけです。
さて、豆を見てみましょう。
大きく、どっしりとしただ円の身です。色はしっかりとした焙煎によるきれいなダークブラウンです。
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とても香り高いです。深い焙煎が豆の香ばしさを引き出しています。
その味は、まずは苦味が広がり、うっすらと立ちあがる渋み。
しっかりとしたコク・まろやかさがあるので、舌の奥で風味を堪能できます。
苦いコーヒーがちょっと、という方は少し抵抗があるかもしれません。苦味とコクをじっくり味わえる大人のコーヒーです。
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高品質として名高いブルボン品種で、1650mの高度で栽培されたコーヒー豆です。
当コーヒーの名前の由来は精選場「カゴンベ ウォッシングステーション」にて厳選されたコーヒーです。
是非ご賞味下さい。