西原珈琲店の世界のコーヒー6月の限定コーヒーは、
『カサ ブランカ ラコパ』です。
中米はニカラグア共和国からのコーヒー豆です。
こちらはちょうど一年前にも同農園のバレンシアをご紹介しました。
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カサブランカ農園は、ニカラグアの北西部ホンジュラスとの国境に近い、
崖と谷が入り組んだ山岳地帯に位置します。
農園は標高1,200メートル。
農園内は自然林とシェードツリーがよく茂り、多くの小動物も共生する
豊かな自然に恵まれた農園です。
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さて、豆を見てみましょう。
中くらいのサイズ、丸みはきれいで、テキスチャー(表面)もなめらかで美しいです。
皆様はコーヒー豆でご自宅用にご購入されたことはありますでしょうか?
グラインド(豆挽き)前に、是非、豆そのものをご鑑賞されることをおすすめします。
豆の形、色(ロースト具合)、全体バランス、テキスチャ、美味しいコーヒーは、ドリップ、ローストも当然ながら大切ですが、何より豆自体の品質の高さが前提となります。
ストレートコーヒーであれば、豆の形、色合い、大きさがそろっていること、そしてキズ、傷みがないこと、これらの基本がコーヒー本来の味を作ります。
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さて、その香りは柔らかく、ほんのりと薫るローストが心地よいです。
舌に触れる味はすっきりとした酸味、渋さ、そして、じんわり広がるコクとまろやかさ。
これからの夏を感じる爽やかな風味を楽しめます。
—-風味バランス—-
苦味 ★☆☆
酸味 ★★☆
コク ★★☆