4月は新年度、新学期、始まりの月ですね。
街中には初々しい新入社員、繁華街には新大学生を見かけます。
そして桜の季節です。何度見ても心奪われる桜の美しさ。
今年は例年より長く咲いていたようにも思いました。
どんな花見を楽しみましたか?
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さて、4月の限定コーヒーは、
マラウィ共和国からのコーヒー
「ビフィアヒルズ農協」です。
マラウィ共和国をご存知でしょうか。
アフリカ大陸に位置し、国土のほとんどを高原と大きな湖が占めています。
マラウィのコーヒー栽培は1878年、スコットランドにあった1本のコーヒーの木が移植され、広まったとされています。
ほぼ国内全土でコーヒーが栽培されていますが、主要産地は北部高地、中部高地、南部高地です。
主な輸出先は南アフリカ、スイス、ドイツ、英国となっています。日本の入荷量はわずか230袋(2012年実績)程度となっています。それゆえ、街で、マラウィコーヒーは見かけることはないかと思います。
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さて、その気になる味は、
まず感じる強い苦味、湿った木の皮のようなフレーバー。
ここ最近は、飲みやすいバランス感の良いストレートコーヒーが続いていましたが、コーヒーの苦味の迫力をガツンと思いださせてくれる力強い味わい。
一方で、後味はみずみずしく、すっきりとしているところが、このコーヒーが一筋縄でいかない個性と言えます。
アフリカの大地の力強さ、高原の涼やかな気候と雄大な湖が生み出した味わい、ビターコーヒーが好きな方、是非ご賞味ください。
—-風味バランス—-
苦味 ★★★
酸味 ★☆☆
コク ★★☆