桜が各地で咲き誇っています。例年、桜の満開とともに雨が降り出し、ただでさえ僅かな満開シーズンが、あっという間に終わってしまう印象でしたが、今年は長く楽しめますね。
4月1日には新たな元号も公表されました。平成という時代がいよいよ終わり、新しい時代の幕開けです。
令和
日本最古の歌集「万葉集」の「梅花(うめのはな)の歌三十二首」。日本の古典に由来する元号は初めてのようです。
初春の令月(れいげつ)にして、気淑(よ)く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披(ひら)き、蘭は珮後(はいご)の香を薫す
令月とはめでたい月という意味のようで、春の夜にうかぶ満月のことでしょうか。春の満月を眺めると、肌に柔らかい風があたる。そんな春の情景でしょうか。
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4月のコーヒーはエチオピア「ゲシャビレッジ」です。
前回のエチオピアコーヒー記事はこちら。
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二人は農園主の写真です。二人はエチオピアコーヒーに魅せられ、
米国からエチオピアに移住し、ゼロからコーヒーを生産を始めました。
理想の環境条件を探したうえに、出会ったのがゲシャ村でした。
6年の歳月を経て、たどり着いた高品質のコーヒー、それがこの「ゲシャビレッジ」です。
コーヒー品種として有名なゲイシャ種、その原種が生まれた地です。
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香りが伸びやかに広がります。
バランスよく、コクは豊かで、後味はクリーン
酸味がビビッドですが、甘みもありとても爽やかです。
若々しさと華やかさを兼ねそろえた、これからがとても楽しみなコーヒーです。
—-風味バランス—-
苦味 ★☆☆
酸味 ★★☆
コク ★★☆
焙煎 ★☆☆