西原珈琲店の世界のコーヒー12月の限定コーヒーは、
『キューバクリスタルマウンテン』です。
キューバ共和国からのコーヒーです。
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皆様は、キューバといえば皆様はどんなイメージが浮かぶでしょうか?
photo by @Doug88888 CC
キューバサルサ音楽
社会主義国
革命家、チェ・ゲバラ
photo by @Doug88888 CC
キューバ共和国はアメリカの南端、フロリダと海を挟んだ場所にあります。
社会主義国であるキューバはアメリカと国交がなく、日本人にとっても遠い存在ともいえますが、
その独特の文化であるサルサ音楽、ラム酒、シガー、そして革命の歴史もあいまって、世界中から注目を浴びる国ともいえます。
外務省HPより
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キューバのコーヒー生産の始まりは、1748年と古く、フランスの入植者たちがハイチの技術を導入して広がっていきました。
スペインへの輸出を通じて、島の重要な生産物へと進化していきました。
1959年のキューバ革命以降、コーヒー産業は国営となり、現在では国民に対して15日に2オンスが配給され、カフェラテやエスプレッソとして人々の楽しみとなっています。一方、高品質なコーヒーは日本をはじめとする輸出向けとなっています。
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さて、今回はそんなキューバ共和国から、管理人も大変おすすめのコーヒーをご紹介します。
その名も
『クリスタルマウンテン』
photo by lezumbalaberenjena CC
エスカンブライ山脈の自然で育った希少コーヒーです。
豆を見てみましょう。
大きさは中くらいで、ふっくらとした美しい形をしています。
心地よいスモークのが漂います。
口に含みましょう。
まずは炭の苦みがあらわれます。
しかし、すぐにさわやかな酸味と甘みが舌の上で立ち、
そして、深いコクを残して、消えていきます。
苦味から、酸味と甘み、最後に深いコクが漂う。
そのバランスの良さは、間違いなく一級のコーヒーです。
豆本来の酸味と甘みを上品に引き出しつつ、炭火焼焙煎が生み出す香り高さを楽しめます。
是非、こちらの希少コーヒーをお楽しみください。
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クリスタルマウンテンという名前は、
産地であるエスカンブライ山脈の石英岩が朝露に濡れて
キラキラと光る
という美しい情景から、クリスタルのような山でとれるコーヒーという名前が付けられました。
まさに、光り輝く味わいを持ったコーヒーです。