皆様、新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて、新年最初のコーヒーのご紹介です。西原珈琲店の世界のコーヒー1月の限定コーヒーは、
『ニカラグア リモンシリョ ジャバニカ』です。
ニカラグア共和国からのコーヒーです。
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ニカラグアは、中米、ホンジュラスとコスタリカに挟まれた場所にあります。
人口は608万人、国土は北海道と九州を合わせたくらいの広さです。
主要産業は農牧業で、コーヒーや牛肉などを輸出しています。
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さて、豆を見てみましょう。
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こちらのコーヒーはは「ジャバニカ」単一品種です。
東インド会社の時代、オランダ人がインドネシアのジャワ島にエチオピア原産のロングベリーコーヒーを移植しました。
このジャバ島で育ったコーヒーがジャバという品種です。
このジャバ品種がニカラグアにもたらされ、「ジャバニカ」と呼ばれるようになりました。
エチオピア起源の原種に近いコーヒー品種と言え、栽培には大変な手間がかかります。
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さっそく、コーヒーの「オリジナル」といえるジャバニカを味わってみましょう。
芳醇なアロマが漂います。
舌に触れるその味は、酸味がとても強いのが印象的です。
その酸味は甘みと共存しており、果実のような風味を楽しめます。
コクと苦味もしっかりと感じられ深い味わいが余韻に残ります。
このような際立った個性こそ、ストレートコーヒーの楽しみですね。
酸味に特徴があるため、レモンを含んだチーズケーキですとその個性がかき消されてしまいますので、
生クリームのロールケーキやシフォンケーキをお供にされることをおすすめいたします。
是非、こちらの希少コーヒーをお楽しみください。
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リモンシリョ農園の「リモン」は「レモン」の意味です。農園がたくさんのレモンの木に囲まれていることに由来しています。
コーヒーのシェードツリー(コーヒーの木に日陰を作る役割の木)に柑橘系の木があると、そのコーヒーはフルーティな風味、柑橘のアロマを持ちます。
こちらのコーヒーの強い酸味には、リモンシリョ農園を囲むレモンの木のアロマが宿っているのかもしれません。