7月のコーヒーはインドネシアバリから「バリ神山ナチュラル」です。
完熟しかティピカチェリーをハンドピックで収穫。
その日のうちに山のふもとまで運び、天日乾燥により精選しました。
○
飲んだ瞬間から酸味が舌に絡みつきますが、
まろやかな風味に包まれて、刺激はありません。
まるで口の中で弾け続けるシャンパンの泡のような
楽しいコーヒーです。
—-風味バランス—-
苦味 ★☆☆
酸味 ★★☆
コク ★☆☆
焙煎 ★☆☆
7月のコーヒーはインドネシアバリから「バリ神山ナチュラル」です。
完熟しかティピカチェリーをハンドピックで収穫。
その日のうちに山のふもとまで運び、天日乾燥により精選しました。
○
飲んだ瞬間から酸味が舌に絡みつきますが、
まろやかな風味に包まれて、刺激はありません。
まるで口の中で弾け続けるシャンパンの泡のような
楽しいコーヒーです。
—-風味バランス—-
苦味 ★☆☆
酸味 ★★☆
コク ★☆☆
焙煎 ★☆☆
3月になり、早咲きの桜が咲き始めています。
満開までのカウントダウンが始まったようです。
写真は管理人が3月初旬に訪れた東京は芝、増上寺近辺のものです。
○
3月のコーヒーは中米ガテマラ共和国から「ガテマラ ナチュラル」です。
前回のガテマラコーヒー記事はこちら。
●
コーヒーチェリーを生豆に精製する工程として、中米では一度水につけて発酵させる「ウォッシュド」が主流ですが、こちらははチェリーをそのまま天日乾燥させる「ナチュラル」を採用しているのです。
チェリーの状態のまま天日乾燥させるため、チェリー由来の甘味や香りが豆にまで浸透するのです。
また、ナチュラル製法の最大の特徴は、チェリー段階から、完熟のレッドチェリーのみを選別して天日乾燥にかけていることです。これにより、雑味の少ない、クリーンな風味に仕上げることができるのです。
乾燥は、パティオやアフリカンベッドにて行うことで、太陽の恵みをしっかりと享受した、風味豊かなコーヒーが生まれました。
○
べっこう飴、水飴のような独特の甘い香りがあります。ナチュラルならではの天日干しされたチェリーが浸透したものでしょうか。
深煎りの苦味が強いですが、口当たりはとても柔らかいです。
懐かしい飴の香りがふと、子供の頃に通った駄菓子屋の思い出が浮かんできます。
少し高いところに掛けてある食べたことのないお菓子、ずっとそこにあるけど手に取ったことはない、でも気になっている。ある時、勇気を出して買ってみて、どきどきしながら、食べてみる。
最初は初めての味に、不味いなと思うのだけど、口の中でだんだん美味しくなって、また食べたくなる。駄菓子屋にはこんな冒険がたくさんでした。
このコーヒーを飲んでみてどんな景色が浮かびましたか?
—-風味バランス—-
苦味 ★★★
酸味 ★☆☆
コク ★★☆
焙煎 ★★★
こんにちは。西原珈琲店の世界のコーヒー9月の限定コーヒーは、
真っ赤な完熟チェリーの甘みと酸味を楽しめる、中米ガテマラ共和国『プンダナチュラル』になります。
豆の名前となっております「プンダ(PUNDA)」とは、昔ながらの中米のナチュラル製法のことを意味します。
コーヒーチェリーを生豆に精製する工程として、中米では一度水につけて発酵させる「ウォッシュド」が主流ですが、この「プンダ」はチェリーをそのまま天日乾燥させる「ナチュラル」を採用しているのです。
チェリーの状態のまま天日乾燥させるため、チェリー由来の甘味や香りが豆にまで浸透するのです。
また、「プンダ」ナチュラル製法の最大の特徴は、チェリー段階から、完熟のレッドチェリーのみを選別して天日乾燥にかけていることです。これにより、雑味の少ない、クリーンな風味に仕上げることができるのです。
乾燥は、パティオやアフリカンベッドにて行うことで、太陽の恵みをしっかりと享受した、風味豊かなコーヒーが生まれました。
中米コーヒーの新たな一面に出会えるコーヒー豆と言えます。
●
さて、豆を見てみましょう。
豆は全体的に小柄で形はナチュラルらしくふぞろいです。
●
豆の香ばしさと甘みがのびやかに広がる
大変香り高いコーヒーです。
その味はしっかりとしたコク、じんわりと広がる苦味、
それらを中和させるチェリー由来の甘みと酸味が余韻となり、
また、それが香ばしいアロマに引き込まれていきます。
大変バランスの良い気品ある味わいと香りを楽しむことができるコーヒーです。
中米の山、太陽の光を燦々と浴びる赤々と完熟したレッドチェリー、そんな光景を眼に浮かべながら飲んでみるのも楽しいかもしれません。
9月限定となっております。是非この機会にご賞味ください。
—-風味バランス—-
苦味 ★★☆
酸味 ★★☆
コク ★★☆
西原珈琲店の世界のコーヒー5月の限定コーヒーは、
『イエメン アラビアンセレクション』です。
イエメンからのコーヒーです。
●
イエメンは中東アラビア半島の南西にあります。紅海沿岸部の西部にてコーヒーが栽培されています。
イエメンのコーヒー生産地の中でも最も高品質な豆を生産する、
標高2500mにある「バニーイスマイリ地区」農園から届いた希少コーヒーです。
●
さて、豆を見てみましょう。
たいへん小粒で、形も多様です。寝かせたようなアンティークさが漂っています。
飲んでみましょう。
まずはその強い苦味に圧倒されます。
2度、3度と飲むほどに、苦味の奥から広がる深いコク、そして舌にからむ酸味にじんわりと魅了されていきます。
アラビアの天日乾燥ならではの独特な香りがエキゾチックなムードを演出してくれます。
是非、魅惑のアラビアンモカコーヒーをお楽しみください。
—-風味バランス—-
苦味 ★★★
酸味 ★★☆
コク ★★☆
西原珈琲店の世界のコーヒー9月の限定コーヒーは、
『ドミニカ プリンセサ ワイニー・ナチュラル』です。
ドミニカ共和国からのコーヒーです。
まずは豆を見てみましょう。
丸みのきれいな形、煎りも浅めで若干の赤みがあります。
その香りは、独特な枯れ木のような深遠さとフローラルの甘さ
お客様によっては、こちらの香りに抵抗をお感じになる方もいらっしゃるかもしれません。
実はこのコーヒーの名前にもある「ワイニー」プロセスがこの独特のフレーバーを作り出しています。
香りにひっかかった方こそ、是非、記事最後の「ワイニーについて」もお読みください。
●
口に含むと、まず感じるのは心地よい酸味の広がりです。
果実の甘みが覆い被さって、酸味との素晴らしいハーモニーを感じさせてくれます。
その奥に感じるコクがしっかりとうまみを引き締めていてバランスも良いです。
——–コーヒー豆いろは——–
カリブ海に浮かぶイスパニョーラ島。
この島の西側3分の1がハイチ共和国、東側3分の2がドミニカ共和国です。
ドミニカ共和国の面積は九州と同じくらいの小さな国です。
●
この島にコーヒーがやってきたのは18世紀初め頃で、中南米の中でも最も初期にコーヒーが導入されたのがこのイスパニョーラ島です。
●
「ワイニーについて」
こちらの豆はドミニカでも希少なワイニー・ナチュラル精製を行っております。
完熟したコーヒーチェリーのみを、天日にさらし、時間をかけてじっくりと乾燥させて精製する方法です。
チェリーそのままを乾燥させるため、果実味や果実香の特徴が最も出やすく、一方、
果肉の発酵した香りが豆に残るため、ワインのようなフレーバーをつくりだす、と言われています。
じっくりとしみこんだ果実感と長時間乾燥によるワインのような発酵フレーバーが世界のコーヒー通に愛される、大変希少な豆となっております。
ワイニーコーヒーのともに、是非レアチーズケーキもご賞味ください。