ハイチコーヒー~カリブの潮風が運んできた初夏

6月のコーヒーのご紹介です。

「ハイチ ブルーパインフォレスト」です。

pine-all

カリブ海に浮かぶ、イスパニョーラ島。

map

同じカリブ海のジャマイカやキューバと並び、ここイスパニョーラ島のハイチのコーヒーも世界的に評価されている産地の一つです。

ハイチとは、カリブ海の言葉で「山脈の島」という意味です。その名の通り、島全体が峻険な山岳地帯となっており急峻な地形と、カリブ海から吹く風が織りなす気象環境が香り高いハイチのコーヒーを生み出しています。

cherry

「ブルーパインフォレスト」コーヒーは松の木が覆うハイチ最大の森林地帯のすその、カリブ海からの風を受ける標高800~1000mで栽培されたコーヒーです。

selecting

さて、その味は、

pine-focus

香りはやさしく、ほんのりとアーモンドの香り。

その味は軽やかなですが、バランスよくコクもあります。

舌からのどまでさわやかな酸味が抜けていくのが心地良い。

吹き抜けるカリブの潮風に思いをはせながら、

初夏の季節にぴったりのストレートです。

 

—-風味バランス—-

苦味 ☆☆☆

酸味 ★★☆

コク ★☆☆

 

4月限定コーヒー『ハイチ オウ・デバリエール』

西原珈琲店の今月の珈琲、4月の限定コーヒーは、

『ハイチ オウ・デバリエール』です。

中米カリブ海はハイチ共和国からのコーヒー豆です。

まずは豆を見てみましょう。

丸みの美しい大きな形です。

口に含むと、舌に絡む上品な苦みが印象的です。

酸味と苦みの絶妙なバランスが特別なまろやかさを生んでいます。

ビターな味ですがくせがなくとてもすっきりした後味を楽しめます。

是非この機会にカリブの逸品をご賞味ください。

———珈琲豆いろは———

カリブ海に浮かぶイスパニョーラ島。

同じカリブ海のジャマイカやキューバと並び、ハイチのコーヒーもそのクリーンな味が世界的に高く評価されています。

ハイチとはカリブ海の言葉で「山脈の島」という意味です。その名の通り、島全体が峻険な山岳地帯となっており、その地形とカリブ海から吹く風が織りなす気象条件が香り高いハイチのコーヒーを生みだします。

さて、このデバリエールは南西部、突き出した半島の先端にありますが、ここには標高2,347mのピック・ド・マカヤ山があり、その周辺はマカヤ国立公園として、原生雲霧林が広がり、絶滅危惧にある貴重な生態系やこの地方固有の動植物が保護されています。

石灰質と火山灰の入り交じった土壌で育ったティピカ100%の高級品です。コーヒー豆は大切に保護され、良品だけを厳しく厳選され、輸出されています。