いかがお過ごしでしょうか。前回の投稿から一ヶ月が経ちましたが、まだまだ国内は落ち着かぬ状況である一方で、世界の状況を見てみると少しずつ改善の一途にあるようです。
閉じこもりによる安全を追求する一方で、生活する人々の暮らしの中のストレスや経済ストップによる生活不安は、じわりと確実に広がっているように思えます。
当店も、大きな影響を受けておりますが、このような時代における珈琲店の役割を考えますと、やはり、変わらぬ一杯の美味しいコーヒーでお客様へ寛ぎをひと時をご提供する、これに尽きると感じております。
当店では、営業時間を変更し、また、お客様の安全へ最大限配慮した上で営業を続けております。世の中の状況、そして皆様の暮らしの不安が少しでも早く落ち着くことを願っております。
特別にコーヒーチケットもご用意しましたので是非ご利用下さい。
さて、2020年5月の限定コーヒーはコンゴから「ルゲンド サンドライ」です。
コンゴはアフリカ大陸中央部のコンゴ川流域に広がる、世界でも11番目の広大な面積を誇り、東部は高山、西部は台地、北部は草原、南部は高地と、雄大な自然を擁する国です。
コーヒー栽培は、東部の北キブ州、および、南部の南キブ州で行われております。
今回のコーヒーは、南キブ州のカバレで栽培されました。なお、品種は「ブルーマウンテン」と言います。
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ブルーマウンテン、と言えば皆様もジャマイカの高級コーヒー豆としてご存知かと思いますが、「ブルーマウンテン」ブランドは、ジャマイカのブルーマウンテン山脈の一定の高地で栽培された豆にのみ与えられた産地ですが、こちらのコーヒーは、ブルーマウンテンという品種となります。
一方で、このブルーマウンテン種の歴史を紐解くと、元々は、ジャマイカからケニアに渡り、そこからコンゴへもたらされた品種であり、もしかするとジャマイカのブルーマウンテンとの繋がりがあるのかもしれませんね。
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まず苦味が現れ、続いて酸味が舌を走ると、ふっと消えて、余韻はすっきりとして、コク深い味わいが広がります。
豆を砕いた香ばしい香りが飲むたびに重なるのを楽しむことができます。
—-風味バランス—-
苦味 ★★☆
酸味 ★★☆
コク ★★★
焙煎 ★★☆
香り カカオ アーモンド